飲食店経営において業界紙の定期購読が必要な理由

経営ブログ

結論 修行しながら業界動向に詳しくなれるから

自ら投資して私は独立前の修業時代に、自分のお金で、日経レストラン(今は廃刊になってしまっています)という月刊誌を契約し定期購読していました。

勤めていた会社の社長が定期購読していて、「経営者になりたければ自分に投資しなよ。これいいから読みなよ」

と教えてくれたので読んでいたのですが、休憩時間に目を通すだけでは読み切れず、持ち帰って読みたかったので、自分で購入して隅から隅まで本当に夢中になって読んでいました。

毎月1200円くらいだったと思うのですが、自分で購入したものは価値の重みが違います。今から思うと小さな金額ですが、自分自身に投資するということを強く意識できた出来事です。

私は全くの未経験で31歳で飲食店に入社したので、業界全体の動向や、料理のことなど1から10まで日経レストランから教わった言っても過言でないほど熟読し、繁盛店の紹介記事や、お気に入りの連載記事はスクラップし、大切だと思うことは自分のノートに書き残していました。

これが自分で独立開業するときに恐ろしいほど(笑)役に立ちました。

作りたいお店のコンセプトや、具体的なメニュー、販売計画、人員計画など様々な具体的な資料が手元にあったので、それを参考にしながら、迷うことなく様々なことを決断することができました。

この業界における私自身のパラダイムを変換してくれた日経レストランには感謝してもしきれません。

周りが見えずに自分のお店をやることと、全体の中での自分のお店、というポジションが意識できているのでは、出てくる結果は自ずと違ったものになります。

日々変わる業界の動向を定期的に観察出来て、何より安価に勉強できるので、何でもいいのですが1冊決めて、定期購読することを強くおすすめします。

今の私は近代食堂を定期購読しています。

 

 

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