飲食店経営者 コロナ禍のリアルな収入

経営ブログ

コロナ禍の今現在、私の個人としての収入はほとんどありません。

会社は昨年の4月の緊急事態宣言から今年の3月までは毎月赤字でした。

非常事態宣言のため、店内が営業できない時も、テイクアウトを販売するために通常の営業時間働いています。

お店が営業できるようになってからは夜のお客様はだいぶ減っていますので、夜9時くらいにお店を閉店するまで働いています。

それでも毎月の収支は赤字のため、私自身はほとんど給料を取らず働いてくれるスタッフの給料をなんとか支払い、不足分は銀行から受けた融資を使って支払いながら生き延びているというのが本当のところです。

常に不安に襲われます。

このままやっていて意味があるのかと考えてしまう時もあります。

一番犠牲になっているのは私の家族なので家族には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

このような経営者の懐事情は今回のコロナ禍においては規模によって全く変わってきていると思います。

個人の家賃がかからない自宅兼店舗のようなところで営業しているケースや、営業している場所のコロナ禍での制約(非常事態宣言下)によって、相当違いが出ていると思っています。

私のようにパートアルバイトを含め20人30人のスタッフを抱えている飲食店経営者は国からの様々な支援では賄いきれず常に赤字を出しているような状況が続いているのではないかと思います。

そんな中でも昨年新店舗をオープンした影響で今年の4月5月はなんとか収支をプラスにすることができました。

現在6月は再び苦しい状況が続いています。

静岡県は非常事態宣言が出ていませんので、営業は自由にできます。

ただし東京と愛知県に挟まれていますので、マスコミの報道などで静岡県の人たちの行動も相当制限されているように感じています。

でもそんな様々な制約を受けているコロナ禍だからこそ、学んでいることもたくさんあります。

今はこの学びをしっかりとした事業に変えて会社としてもしっかり稼げるようになるための準備期間だと考えています。

本当にそのように思っています。

今のこの環境はありがたい普通に今まで通りやっていたらとても考えつかなかったようなことが考えつきますし、これからのビジネスのアイディアがたくさん出てきます

いつでも経営者に求められるのはタフネスな精神です。それは希望の未来を想像し、ワクワクすることで私の場合は保てますが、それがし難い今は、ただ目の前の事を一生懸命やる、自分にできる最大限のことをひたすらやって行くと決めることで保てています。

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